【必須栄養素】ミネラル・ビタミン・アミノ酸・脂肪酸の生理作用と欠乏で起きる症状

ビタミン・ミネラル・アミノ酸・脂肪酸の ☆生理作用 と ★欠乏 で起こる症状 1イソロイシン ☆成長と知能の発達に必要。コレステロールを下げる。血圧降下を助ける ★ 知能の発達が遅れる。 2ロイシン 出産後の子宮の収縮を早める。脳の機能賦活。肝臓の働きを助ける 3リジン ☆体の構成要素の大部分。体力・持久力をつける。抗体・ホルモン・酵素を作る。 ★ 視覚障害。筋肉の継続的痙攣を伴う疲労。成長が遅れる。集中力低下。 4メチオニン ☆ 毒性のある老廃物を除き肝機能を守る。肝腎臓の細胞の再生。毛髪の生成。 リウマチの治療。コリンの原料になる 5フェニルアラニン 血圧正常化。胃液の分泌促進。甲状腺ホルモンを促す。精神安定化の助長。血管の保護。 6スレオニン ☆ 新陳代謝や同化作用の進行。消化管の円滑な機能促進。脂肪肝を防ぐ。養毛作用。 7トリプトファン ビタミンB群の機能を助ける。濃い赤い血・若々しい皮膚・つややかな髪をつくる。 バセドウ氏病の治療。記憶力・集中力・判断力を高める 8パリン ☆頭脳活動の活力になる。筋肉運動の整合。情緒安定。知的能力を高める。 ★ 精神不安定となる。 9ヒスチジン 脳と神経を刺激して養う。成長に必要・聴覚の神経伝達を強める。難聴・アレルギー症に効果 。脳と神経を刺激して養う。成長に必要・聴覚の神経伝達を強める。難聴・アレルギー症に効果 。 10カルシウム (Ca) ☆骨歯を形成し、心筋機能と血液凝固や筋肉の収縮を良くする。ph 調整に関与 ★ 骨格・歯の発育障害。小児の腕・足が曲がる。精神が不安定になる。クル病。流産。 11. リン (P) ☆ 骨や歯を形成。血液・体液の中性保持。体内の全ての生理的化学反応に関与。 ★ 骨歯・筋肉組織ができない。妊娠障害。新陳代謝低下。 12. カリウム (K) ☆ 腎臓の老廃物の排泄を助ける。幼児期細胞増殖の役割。Na による血圧上昇に拮抗する。 ★ 発育不全。心臓機能衰弱。細胞機能低下。腸・筋力・知覚・反射機能低下。 13. ナトリウム (Na) ☆ 細胞の浸透圧の維持。水分代謝・心筋筋肉の収縮は K と拮抗して働く。 ★ 胆汁・膵臓・腸等のアルカリ性消化液を作らなくなる。 14. 塩素 (Cl) ☆ 体液を維持し、胃酸の分泌を促進する。 ★ 消化不良・食欲不振・疲労・精神不安 15. マグネシウム (Mg) ☆ 骨の形成。核酸の合成酵素の活性化。タンパク合成。アミノ酸活性化に関与。 ★ 心臓・腎臓炎性を起こす。血管拡大。充血。脱毛。神経過敏。 16. 硫黄 (S) ☆ 脳が機能する為の酸素のバランス維持に役立つ。軟骨・骨・腱の構成成分。 ★ 皮膚・毛髪・つめに障害 17. 鉄 (Fe) ☆ 血色素の生成に必要。栄養素の燃焼を助ける。酵素の活性化。酸素を活性化する。 ★ 筋肉の無力。疲れやすい。肝臓が悪くなる。貧血。脱毛。舌炎。 18. 銅 (Cu) ☆ SOD の構成成分・活性酸素を分解・鉄と共にヘモグロビン合成に働く。 ★ 呼吸器官の障害。骨・血管の障害。運動失調。蒼白性貧血。骨粗鬆症。 19. マンガン (Mn) ☆ 愛情を強化する。脳の働き・免疫・インシュリン生成に関与。 ★ 脂肪酸代謝異常。背骨痛。筋肉・関節痛。糖尿病。リウマチ性関節炎。 20. コバルト (Co) ★ 造血作用の障害。ビタミン B12 の生成障害。肝機能低下。悪性貧血。神経症。 21. ヨウ素 ( I ) ☆ 正常な生理と妊娠に必要。甲状腺ホルモンの構成成分。 ★ 脂肪の燃焼が妨げられ肥る。甲状腺腫となる。造血障害。 22. フッ素 (F) ☆ 若さを保つ。伝染病を防ぐ。骨歯の疾患を防ぐ。 ★ 全身の骨及び歯の障害。視力低下 23. モリブデン (Mo) ☆ 糖・脂質代謝に関与。鉄の利用を助け造血に関与。 ★ 血中尿酸増加による痛風。男性の性的不能。貧血。 24. セレン (Se) ☆ 心臓機能に欠かせない酵素を生産。血圧上昇防止。癌を抑制する。 ★ 細胞の脂質に過酸化物を発生させ、肝臓や赤血球に障害を起こす。心筋梗塞。 25. 亜鉛 (Zn) ☆ 皮膚のタンパク合成。インシュリンの構成成分。血中コレステロールの調整に関与。 ★ 皮膚炎。味覚障害。円形脱毛症。前立腺肥大。インポテンツ・糖尿病。 26. クロム (Cr) ☆ インシュリンの働きを増強。糖・脂質代謝改善・血中コレステロールの LDL を下げ HDL を増加。 ★ 角膜障害。心臓発作。アテローム性動脈硬化症。糖尿病。 27.ケイ素 (Si) ☆ Si なければ忍耐なし。視力を強くする。筋肉を強くする。精神面への作用。 ★ 毛髪、眼球、顔面に光沢がなくなる。血液、神経の病気になりやすい。 28.ホウ素 (B) ☆ 骨成に必須。骨成長に必要な酵素を助ける。 ★ 尿中に Ca、Mg の排泄が増える。骨粗鬆症。関節炎の発生。性ホルモン異常低下。 29.臭素 (Br) ☆ 脳下垂体に多く含まれる。睡眠・鎮静的な作用 30.リチウム (Li) ☆ そう、うつの治療に有効。心臓病を防ぐ作用に注目。 ★ めまい、ふるえ、甲状腺異常 31.バナジウム (V) ☆ 脂肪の代謝、循環系を健康に保つ。虫歯の発生率低下(エナメル質を守る) ★ 虫歯になりやすい。貧血、動脈硬化になりやすい 32.ニッケル (Ni) ☆ たんぱく質、アミノ酸、ホルモン、脂肪、核酸と結合しB6 と共に代謝に関係し酵素活性を維持する。 33.ビタミンA ☆ 免疫に関与し、粘膜を抑制する働き。肌荒れを防ぐ。目からの細菌侵入を防ぐ ★ 免疫力低下。無気力。白髪化。皮膚感想。角膜肥厚。夜盲症。結石症(胆嚢、腎臓、膀胱) 34.ビタミンB1 ☆ 消化液の分泌促進。神経の正常化。炭水化物の代謝。 ★ 疲労。脚気(かっけ)。不眠。食欲不振。精神異常。乳児の心臓病。 35.ビタミンB2 ☆ 脂肪をエネルギーに変える時重要。脂肪肝を防ぐ。成長促進。粘膜の保護。 ★ 口内炎。口角炎。唇の荒れ。腸炎。光過敏症。涙の分泌過剰。 36.ビタミンB3 ☆ インシュリン・性ホルモン・副腎皮質ホルモン・甲状腺ホルモン合成に関与。   細胞呼吸や胃液の分泌に必要なもの。 ★ 貧血。ペラグラ。皮膚炎。口唇炎。口角炎。口内炎。舌炎。下痢。精神障害。 37.ビタミンB5 ☆ 神経組織、筋肉組織の合成に働く。血糖値の調整に関与。 ★ 心臓腎臓障害。白毛症。皮膚炎。神経障害。副腎。睡眠。 ☆ 脳、筋肉にブドウ糖の供給を助ける。たんぱく質、脂肪の消 38.ビタミンB6 ☆ 脳、筋肉にブドウ糖の供給を助ける。たんぱく質、脂肪の消化促進。子供の食欲増進。 ★ 食欲不振。小児の精神発育遅れ。成長阻害。下痢。口内炎。失明。浮腫。先端疼痛症。貧血。 39.ビタミンB12 ☆ たんぱく質・核酸の合成に関与。抗貧血作用。成長促進。赤血球白血球の生産に働く。肝疾患に効果。 ★ 悪性貧血。神経症。脂肪肝。 40.ビタミンB15 ☆ 抗酸化。細胞の寿命を延ばす。疲労の回復を早める。狭心症と喘息の症状を和らげる。 ★ 神経の障害。心臓病。酸素飽和した組織の減少。 41.ビタミンB17 ☆ 制癌と癌の予防の特性があるとされている。 ★ 癌への抵抗力が減少する 42.ビタミンC ☆ インターフェロン生成を促進、発癌を抑える。細胞内の呼吸作用をする。コラーゲンの生成に関与し   細胞間の結合組織を強くする。カルシウム・鉄の吸収に関与。最近に対する抵抗力の増強。 ★ 免疫力の低下。皮下出血。骨形成不全。成長不良。壊血病。貧血。 43.ビタミンD ☆ Caの吸収力を高め、骨歯への沈着促進。インシュリンの分泌に関与。Aの吸収を助ける。 ★ 骨の発育不全。くる病。骨軟化症。骨粗鬆症。 44.ビタミンE ★ 骨の発育不全。くる病。骨軟化症。骨粗鬆症。 ☆ 細胞を若返らせる。体内に酸素を送り込む。抗酸化作用・黄体・男性・ステロイドホルモン   の分泌に関与。ニトロソアミンの生成を抑える。細胞膜・細胞質の機能強化。 ★ 狭心症・心筋梗塞・流産・不妊。産前産後の不調。貧血。筋ジストロフィー。動脈硬化。 45.ビタミンF ☆ 細胞膜の材料。多すぎるとアレルギー・癌の原因になる。 46.ビタミンH ☆ たんぱく質、性ホルモン、グリコーゲン合成に働く。白髪を防ぎ、ハゲを予防する。 ★ 脂漏性皮膚炎。無気力。不安感。手足に力が出ない。筋肉傷む。顔や体の湿疹を起こす。 47.ビタミンK ☆ 血液中のプロトロンビン生成。体液をアルカリ性に保つ。骨の生育を促進。 ★ 血液が凝固しにくくなる。新生児頭蓋骨内出血。活力低下。早く老ける。 48.ビタミンM・BC ☆ 赤血球の生産に働く。赤血球の生産に働く。抗体生産に働く。胃腸粘膜の機能を維持。 ★ 神経症状の悪化。貧血。白血球減少症。下痢。不眠。記憶減退。 49.ビタミンP ☆ 毛細血管壁を強化する。Cを酸化から守る。Cの効果を高める。 ★ 毛細血管が弱り出血しやすくなる。内出血、静脈瘤、歯茎から出血しやすい。 50.コリン ☆ 記憶を助ける物質を作る。神経伝達物質の原料。細胞膜の原料の一つ。 ★ 脂肪肝(肝硬変)高血圧。腎出血。記憶力の低下。 51.繊維 ☆ 食物の吸収をゆっくりさせ大腸の通過を早くする。大腸癌の予防。血糖値の急上昇を抑える。 腸内細菌(ビフィズス菌など)の増殖促進。便通を促す。添加物などの排泄。腸内をキレイにする。

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