韓国文化財指定
約140万坪の韓国最大塩田
登録文化財第360号新案郡増島太平塩田は、世界5大干潟のひとつである韓国西海岸地域に位置しています。
2007年にアジア最初のスローシティに指定された、新案郡増島の世界ユネスコ生物圏保存地域にあります。
2019年に世界自然遺産への登録申請が受理され、現在審査中です。
2007年 | アジア初スローシティ指定 |
2009年 | ユネスコ生物圏保存地域指定 |
2011年 | ラムサール湿地指定 |
2019年 | ユネスコ世界自然遺産への登録申請受理(現在審査中) |
1004の島からなる全羅南道新安郡の中でも生態観光地として名高い曽島は、新安郡で7番目に大きな島です。中でも太平塩田は140万坪の広大な敷地面積を誇ります。
単一塩田として国内最大規模を誇り、塩田周辺には3kmに及ぶ66の塩倉庫が異色的な風景を演出しています。
この場所最大の魅力は、きれいな陸地と海、そしてその間をつなぐ美しい干潟です。
アッケシソウはミネラルの宝庫
太平塩田に生息するアッケシソウ(和名:厚岸草、学名:Salicornia europaea)は、各種のミネラルと塩気が多く含まれている干潟で群落を成して自生する塩生植物です。
海中に溶けている塩及びカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、燐などのミネラルを吸収して育ちます。
アッケシソウには、他のどんな食品よりも多くのミネラルが含有されており、カルシウムは牛乳の7倍、鉄は海苔や昆布の40倍、カリウムは牡蠣の3倍も含まれています。
ヨーロッパでは野菜として葉や茎が食べられているアッケシソウ。
日本ではあまり一般的ではありませんが、<シーアスパラガス>という名で販売しているお店もありますので、見かけた方は試してみるのもいいかもしれませんね。
生きている酵素は身体に吸収されやすい
太平塩田の天日塩は、ここで暮らす生物たちの生命サイクルのおかげで、生きた酵素が豊富です。
塩職人の匠の技
最上級の天然塩を作るために塩職人たちが最善を尽くしています。
塩職人体験も大人気で、休日ともなると家族やグループなどでたいへん賑わいます。
匠の技と真心が体感できると、海外からの参加者も増えています。
天恵のミネラルが豊富に含まれている、体に良い天然の天日塩を、ご自宅でも味わってください。