日本の塩事情とは
日本は世界一の「塩」の輸入国
- 国内の塩自給率はわずか12 % ( 大部分をメキシコ、オーストラリアに依存)
- 年間の塩消費量は約950万トン、大半が工業用( 副産物: 苛性ソーダ、塩素、炭酸ソーダ)
何故、日本には「塩田」が存在しないのか?
- 1971年「塩業近代化臨時措置法」により塩田は姿を消した
- 以降、自然塩は市場から消え、精製塩( 主にイオン交換膜製法) が食塩として普及した
塩分の摂りすぎは本当に「毒」?
- 食塩の成分はおよそ9 6 ~ 9 9 % が塩化ナトリウムである
- ナトリウムの過剰摂取は代謝障害を起こし、高血圧の原因に
本来「塩」は生命活動に必要不可欠
- 人間の体液は0 . 8 5 ~ 0 . 9 % の塩水で構成されている
- 古代の海水の濃度は0 . 9 % (赤ちゃんを育くむ羊水のバランスと酷似)
- 天然のミネラルそのままの質の高い塩を摂ることが大切